2016年2月22日月曜日

a2i特別セミナー「タグやパラメータをどう管理・実装すべきか ~関係者激論~」に登壇させていただきました

2016年2月17日 a2iアナリティクスアソシエーション主催のタグマネジメントに関する特別セミーに、事業者枠として30分のセッションと、他の登壇者の皆さんとのパネルディスカッションで登壇させていただきました。





#こちら有料セミナーということで抜粋版で雰囲気だけ

詳しくは、主催のa2iによるセミナーレポートをどうぞ
【活動報告】特別セミナー「タグやパラメータをどう管理・実装すべきか ~関係者激論~」(2016/2/17)

今回はこのような機会をいただき、何よりも、セミナー本番の3時間、それに加えて準備期間とその後の反省会(と称した飲み会w)を含めると、タグマネジメントというなんともニッチなテーマだけでこんなに深く考えたことは今まで無かったかもしれない。
たぶん、タグマネジメントそのものを仕組みとして、または体制としてきっちり構築されている事業者というのは実際のところってまだほんの一部の事業者だけじゃないでしょうかね?

広告会社側としてのアナグラム田中さんのセッションでは、タグの設計や実装に関するトラブルと、それを回避するために知っとくべきことをappendixという形で配布いただき、また、制作会社側のグランフェアズの藤田さんのセッションでは、タグの実装を前提としたサイト設計がいかに大事かが改めてわかりました。それぞれの立ち位置によって課題感や取り組み視点ってずいぶん違うものです。

今回聴講して下さった方々も、事業者、広告、制作と多岐にわたっていて、それぞれの課題感の違いからか、後でいただいたセミナーアンケートの評価もかなり温度感が分かれており、それはそれで発展途上な分野なのかなと大変興味深かったです。

そういうわけで、実際にはなかなかベストプラクティスを定義するのは難しい領域ではあるものの、今後タグを扱う領域も場面も明らかに増えることは間違いないと思われるので、事業会社のWeb担当者はこういったことも必須科目になっていくんでしょうね。
しかもいったん不具合に遭遇すると、それがたとえ理論上は起こらないはずのようなレアケースのものであっても必ず対応することが求められますよね。


  • 起こってしまったら損失はでかい
  • もう、レアケースとか関係ない
  • でも、未知の不具合は想定できない
  • なので、解決した知見ってみんな欲しい


そういう意味から、ツールやサイトの仕様に依存するところがとても大きいとはいえ、タグマネジメントの経験値というのは、実はもっと知見を共有する場があってもいいんじゃないでしょうかね。

最後に今回、セミナーにご参加いただいた皆さま、タグマネジメントに関してヒアリングさせていただいた方々、そして企画いただいたa2iの皆さま、ありがとうございました!