2011年8月25日木曜日

Googleアナリティクスのコントリビューターの会「_gaTracker」の第2回ミーティングに参加してきました

先日、Googleアナリティクスのコントリビューターの会「_gaTracker」の第2回ミーティングに参加してきました。
活動報告:_gaTracker第2回ミーティングを開催しました


そして今回は光栄にもプレゼンテーションの機会をいただきました。
取り上げたテーマは「GAでSEO施策の効果測定をする時のKPIとは」という視点。
通常は検索順位に目がいきがちなSEOですが、本質はどれだけターゲットとなるユーザーを面で流入させることができたかですよね。


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今回テーマを決めるにあたって、幹事のCinciいちしまさんにオファーいただいたときは、「喜んで!」なんてお返事したものの、
この会の参加メンバーの皆さんは、ご自身の著書やblog、様々なメディアで情報発信されているようなプロフェッショナルな方々ばかり、今さら私から発表できるノウハウなんてありません。

ただ、よくよく考えると事業会社側ではなく、そういった担当者をサポートする側の方が多く、
それならば現場のWebマーケ担当者としてGAをどう活用しているのかという視点でお伝えすることができれば、この会での私の存在価値もあるのではと考えました。

なので決して斬新なテクニックでもないですし、実際に「私も同じところ見てます」って方も多くいらっしゃいました。
でも、GAだけではなく他のアクセス解析ツールにしても、「キーワードの数」という視点って案外クローズアップされていない気がしましたので、ぜひもっと見やすくなるといいなぁと。。

実際この会にはgoogleの大内さんもいらっしゃってますので、いつの日か実装されることを期待してますし、その時は「google動かした」と密かに勝手に自己満足したいと思ってます(笑)

ちなみに今回の_gaTrackerの会場はECナビさんのAJITO


こんな社内Barが会社のオフィスにあるんだから驚きです。
実は当日ちょっとフロア内をひとりで探検したんですがw、畳と掘りごたつのある会議室あり、南国リゾート風の会議室ありと、かなりワクワクな感じでした。


2011年7月1日金曜日

google+1ボタン 誰の「いいね」(・・・じゃないけどw)が反映されるのか

先日から本格スタートしたgoogle+ボタン。

検索結果に反映されるわけだけど、いまのところ自分が押したものしか見たことがない。
そういうわけで、とても気になるのが誰のアクションが自分の検索結果に反映されるのか?という疑問。
googleのヘルプにありました

ウェブ検索>ヘルプ記事>Google 検索の基本>機能>ソーシャル コネクション 

要は、以下のような相手が対象になるらしいです。
  1. 自分のGmail(またはGoogleトーク)のチャットリストに入っている相手。
  2. 自分のGoogleの連絡先のMyコンタクトグループに入っている相手。
  3. 自分のGoogleアカウント、またはGoogleプロフィールに関連付けているソーシャルサイト(TwitterやFriendFeedなど)を通じて公開の状態でつながっている相手。
  4. 自分がGoogleリーダーやGoogleバズでフォローしている相手。
  5. 自分が直接つながっている公開ソーシャルコネクションと公開の状態でつながっている相手。つまり、自分がTwitterでフォローしている友だちが5人をフォローしている場合、その 5人も自分のソーシャルコネクションに含まれます。
この中で特に5番目は、自分の意志ではなく、 googleが「ここまでは友達だよね?」というルールに基づいた友達。
つまり“知らない人”。
なんとなく「友達の友達」なのかな? でも実際誰なの?
 
この5番目の“googleが友達判定をしている相手”を調べるページがありました。
ここにログイン状態でアクセスすると一覧で表示されます。

ソーシャル コネクション 

うーん、わかったようなわからないような。。 

余談だけど、Facebookだと「いいねする」って言うけど、
google+でこのボタンを押すアクションのことは何て言えばいいんだ?

「ぷらすわんする」?? 

あと、“google+”って打ちづらくないですか。。?
特に携帯やiphoneだとかなり打つの面倒じゃないかと

こういうのって、実は普及に大事な要素だったりするんじゃないかな。

2011年6月29日水曜日

_gaTrackerの第1回ミーティングに参加してきました

昨日、_gaTracker なるものが発足され、その第1回ミーティングに参加してきました。















_gaTracker とは

Google Analytics contributors group in Japan.
Googleアナリティクス周辺の情報発信とサポートを積極的に行っている人たち(コントリビューター)による、意見交換を目的としたグループ。任意団体。一般的な「ユーザー会」ではなく、一方で「選ばれし人がコソコソ話し合う会」でもなく、公式のユーザーグループやフォーラムでもない。

公式サイト _gaTracker より



ここで“コントリビューター”とは何かと言うと

フォーラムやブログなどで、Googleアナリティクス周辺の正しい情報発信やサポートを、主にボランティアベースで積極的に行っている人。

だそうで、そう意味では僕は会の目的にそぐわない可能性が。。

そんな不安を抱きつつ、参加メンバーによるショートプレゼンが行われ、
皆さんの「GoogleAnalytics Love」をその人なりの得意分野で表現されておりました。

内容はこんな感じ
  1. 『マッシュアップで導くWebマーケティングアクション』
    木田和廣氏 (MaxMarketing.jp株式会社マキシマイズ
  2. 『GAのここがすき、ここがきらい。』
    榎本徹氏 (ECナビUIO戦略室ブログ株式会社ECナビ
  3. 『Web担当者のためのjQuery Mobile入門』
    石本光司氏 (MOL株式会社DMM.comラボ
マーケあり、組織体制あり、テクニカルあり・・
ここを聴講するだけでも十分なくらい濃い内容でしたが、すべてにおいて「GA Love」な内容でした。


最後にgoogleの大内範行氏が、GAに対するQ&Aに答えつつ(といっても、ここでもコアな感じの内容で中には目ウロコなものも)、この会 _gaTracker に対する思いを述べられておりました。

googleの外側で長年コンサルタントとしてご活躍してこられた大内氏は、今春よりGoogleAnalyticsのエバンジェリストとしてご活躍されることになったわけですが、
一方で、googleの中の人となったことで、ユーザーとの距離ができてしまうことを本当に危惧されておりました。
そんないきさつからこの“_gaTracker ”の発足に至ったそうです。

ちなみに、この会はgoogleのオフィシャルな会ではありませんが、
“協力:グーグル株式会社”とあるように、
google社がユーザーと向き合い、会話し、よりユーザーにとっていいプロダクトを世に送り出していこうという姿勢はやはりホンモノのようです。
これは大内氏も中に入ってみて実感したそうです。
こういうところ、僕も人に負けず劣らず“google LOVE”です。

また、こういった試みは、世界でも初の試みだそうなんですが、ここには大内氏のチカラ、想いを感じます。

この現場に立ち会えたことは、とても光栄ですね。
これも人の縁だと思い感謝です。



と、まぁそういうわけで自分も少しはコントリビューションみたいなことをしなきゃということで、
久しぶりにブログにエントリーしてみた次第です。

でもこれじゃただの日記だ。。



2011年3月26日土曜日

配慮のない人たち

東京電力から「電気使用量のお知らせ」ハガキが届いた。
対象期間は2/16~3/14。
ちょうど震災直後まで。

で、ハガキを何気なく見ていたところ。。
「はぁっ???」
と目を疑う記述が。

非常変災の影響により検針にお伺いすることができませんでしたので、
先月分と同様のご使用量とさせていただきました。
















おいおい。。

この世の中にそんな理由を一方的につきつけて料金を引き落とせるビジネスが存在するのか!?

震災後の計画停電やら原発処理やら、今でもいろいろ起きてますが、
世論は「未曽有の事態でいろいろ混乱してるけど、現場の社員は寝ずに頑張ってるに違いない」という応援ムード。
もちろん僕も、多少計画停電の発表が遅かろうが、グループ割に不公平があろうが、同様でした。


でも、こればっかりは絶対にありえない。
口座からお金をいったん抜いてでも絶対に払わん、と一気に戦闘モードに。
サポートセンターにもガンガン電話してやりました。つながらなかったけどw


まぁ結論から言うと、

東北地方太平洋沖地震の影響による検針の中止と「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」のお届け遅延について


というお知らせが東電のドメイン内にあった。
まぁそれもトップからはリンクが見当たらず、ようやく検索で見つけた。
今回は特別措置で、翌月の請求時に差分を調整するとのこと。

それならそうとハガキにも一言そう書けば済む話。

電気はムダなく上手にお使いください。

とか書いてる場合じゃないでしょう。


日常だとだいたいスルーする類のハガキなので、
このことにどれだけの人が気づいているか定かじゃないけど、
今頃東電のサポートセンターは、さらに大変なことになっていることだろう。


で、つまり何が言いたいかというと、


配慮しようよ、と。



こうやって、配慮のない行動を安易に事務方がするもんだから、
結局そのしわ寄せを被るのは、サポートセンターだったり、地域の営業所だったり、現場の人たち。
それでなくても、原発問題や計画停電でパンクしてるだろうに。
それにまた追い打ちかけてどうすんだと。


こんなぶしつけな文面をサラッと載せただけでハガキ送ったら、
そりゃ間違いなく「ありえねーだろ(怒)」って反応が起きるに決まってるよね。

普通のビジネスマンだったらすぐに思いつくこと。
特にユーザーと向きあう仕事してる人なら当たり前の思考なんですけどね。

2011年3月3日木曜日

採用活動とソーシャルネットワーク

先日、本業の求人でお世話になっている採用のご担当者とお会いさせていただき、採用活動にソーシャルネットワークをうまく活用できないものかといったテーマで情報交換をさせていただきました。

今年に入って、各社の採用ニーズが戻りつつあり、昨年までと比べて採用の難易度はどんどん上がってゆくことが予想されるので、いかに母集団形成をしていくかが重要なファクターになります。
そんな状況もあり、ソーシャルメディアをうまく自社の採用活動に取り入れられないかを模索している企業が増えています。

ただ安易に転職活動とソーシャルを直接結びつけて考えると、個人情報が業務の中心を占める人事担当者がどう立ち回るべきかが課題となり、また一方で、転職希望者もできれば活動そのものを公にしたくないという、ソーシャルとは真逆なハードルが立ちふさがってしまいます。

が、単純にFacebook上で優秀な人を見つけるとか、面接に呼び込むとか、そういたった直接的な成果を見込むものではないような気がします。
ソーシャルはあくまでも援護射撃として考えたときにその威力が発揮でき、そのためにも視野を少し広く考えてみると、うまい付き合い方が見えてくるのではないかなと。

いろいろお話させていただいてるうちに、こちらも何となくモヤモヤしてたものがちよっと整理されてきました。






2011年1月12日水曜日

自己満足的SEO

検索エンジンが事実上googleに1本化されたSEOまわりですが、
そのSEO施策のベンチマークって相変わらず上位表示なんですかね。

yahooのgoogleエンジン化以降、それまで静かだったSEO対策の営業アプローチも活発で、
「◯◯で上位にします」的なトークも久しぶりにたくさん聞きました。

が、googleの検索結果表示ってもはや普遍的なものではなく、
人によって全然違ってるんですよね。

googleアカウントへのログイン状態とか、
そのユーザーの閲覧状況とか。

なので、ウチの社内でも
「うぉーっ うちのサイトが1位になってる!!」なんて感謝されたりするんですが、
「残念ながらそれはキミのPCだけなんだよね。。ぬか喜びさせちゃってごめんね」なんて。

そういうわけで、もはやパーソナライズされてない方が少ない昨今、
順位のベンチマークって意味あるのかな?なんて思っている今日この頃。


2011年1月11日火曜日

フクロウはときどき休まないといけないのです

今日出ていたHootSuiteのメンテナンスページ

「すぐに終わるから、それまで散歩でもしておいで」だとさw
















2011年1月5日水曜日

おせち騒動でのグルーポンの対応

年始来、話題となってるグルーポンおせち事件ですが、
媒体メディア側に身を置く自分としての関心は、“グルーポンはどう立ちまわるのか”でした。

クーポンのビジネスモデルを完全に理解しているユーザーは少数派だと思うので、
「安くてお得なのは間違いないが、何かキナ臭い感じ」が大半なんじゃないかな。

そんな中、今回のようなトラブルが起きれば、
「あーやっぱりね」となるのは必然。
これ、クーポン業界的にはかなりのイメージダウン。

今回、グルーポンジャパンが正月に営業していたのかどうかは知りませんが、
12/31にクレームが発生し、翌1/1の元旦に事実ベースのリリースをだした後、
全額返金と追加の謝罪商品で対応する旨を同日中にリリース。

正直なところ、個人的にはかなりのイケイケドンドンなイメージを持っていたので、
今回の騒動に対する冷静な対応はちょっとだけイメージ変わりました。

もちろん、スポンサーに営業する時点でのリスクヘッジがあれば避けられたトラブルではありますが。。

もしこれが後手後手な対応だったなら、

大晦日から元旦にかけてということで、担当者が不在
→正月明けの対応なんてことになっていたなら。。

炎上の矛先は、おせちの会社から完全にグルーポンに移っていたでしょうね。