2011年3月26日土曜日

配慮のない人たち

東京電力から「電気使用量のお知らせ」ハガキが届いた。
対象期間は2/16~3/14。
ちょうど震災直後まで。

で、ハガキを何気なく見ていたところ。。
「はぁっ???」
と目を疑う記述が。

非常変災の影響により検針にお伺いすることができませんでしたので、
先月分と同様のご使用量とさせていただきました。
















おいおい。。

この世の中にそんな理由を一方的につきつけて料金を引き落とせるビジネスが存在するのか!?

震災後の計画停電やら原発処理やら、今でもいろいろ起きてますが、
世論は「未曽有の事態でいろいろ混乱してるけど、現場の社員は寝ずに頑張ってるに違いない」という応援ムード。
もちろん僕も、多少計画停電の発表が遅かろうが、グループ割に不公平があろうが、同様でした。


でも、こればっかりは絶対にありえない。
口座からお金をいったん抜いてでも絶対に払わん、と一気に戦闘モードに。
サポートセンターにもガンガン電話してやりました。つながらなかったけどw


まぁ結論から言うと、

東北地方太平洋沖地震の影響による検針の中止と「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」のお届け遅延について


というお知らせが東電のドメイン内にあった。
まぁそれもトップからはリンクが見当たらず、ようやく検索で見つけた。
今回は特別措置で、翌月の請求時に差分を調整するとのこと。

それならそうとハガキにも一言そう書けば済む話。

電気はムダなく上手にお使いください。

とか書いてる場合じゃないでしょう。


日常だとだいたいスルーする類のハガキなので、
このことにどれだけの人が気づいているか定かじゃないけど、
今頃東電のサポートセンターは、さらに大変なことになっていることだろう。


で、つまり何が言いたいかというと、


配慮しようよ、と。



こうやって、配慮のない行動を安易に事務方がするもんだから、
結局そのしわ寄せを被るのは、サポートセンターだったり、地域の営業所だったり、現場の人たち。
それでなくても、原発問題や計画停電でパンクしてるだろうに。
それにまた追い打ちかけてどうすんだと。


こんなぶしつけな文面をサラッと載せただけでハガキ送ったら、
そりゃ間違いなく「ありえねーだろ(怒)」って反応が起きるに決まってるよね。

普通のビジネスマンだったらすぐに思いつくこと。
特にユーザーと向きあう仕事してる人なら当たり前の思考なんですけどね。